みどりの島・奄美

[場所]名瀬市林道沿い
[撮影]2005/09/29
[分布]日本各地
ハマウツボ科

　秋を告げる花です。
　ススキやサトウキビの根に寄生する植物で、花の時期にこうやってキセルのような形を地上に見せます。
　探す時はくれぐれもハブにご注意を！

[撮影]2005/09/21
[場所]住用村山間集落手前

　もちろん”石抱きガジュマル”なんていう種類があるわけではなく、石の上に生えているガジュマルです。
　本来は枝を支えるように垂れ下がる気根が石を抱え込むようにからみあって、条件が厳しいためか葉っぱも通常のガジュマルよりも小さめです。

[場所]大和村 マテリヤの滝 駐車場近く
[撮影]2005/09/15
[原産]熱帯
アオイ科

　マテリヤの滝近くの車道脇や駐車場の周りにたくさん咲いていました。
　種子島・屋久島以南に分布するキンゴジカやハイキンゴジカに似ていますが、葉っぱの特徴から帰化植物のアメリカキンゴジカでしょう。

[場所]名瀬市　大浜海浜公園
[撮影]2005/09/08
[原産・分布]南アメリカ
[別名]ステレッチア
オオギバショウ科

　花屋さんの店頭で切花や葉をよく見かけますが、奄美では公園や庭先に生い茂っています。
　名前は”極楽鳥花”でしょうね。
　傷んでいる株をあまり見ないなと思ったら病虫害はほとんど発生しないそうです。

[場所]金作原
[撮影]2005/08/29
[分布]屋久島以南
シシガシラ科

　長さが60cmから1m50cmぐらいになる大型のシダで、奥に見える濃い緑色の葉が開ききった葉っぱです。
　写真の中央にある端がクルッとまいているのは新芽。
　明るい緑色というより赤色に近い鮮やかな色をしています。
　早朝や霧雨の後は先端の巻いている部分に雨水がガラス玉のように並んできれいです。
　手で触るとなんとも不思議な弾力ですよ。